お問い合わせ |
〒175-0094 |
東京都板橋区成増4-3-34 |
TEL:03-3930-3389 |
坂 本 恒 男 |
|
更新日2016.12.2 |
|
|
|
トップページ > 特集 第十回「里神楽の夕べ」> 解説:紅葉狩り(もみじがり)後段 |
|
|
解説:紅葉狩り・後段 |
舞台暗転の中に武内宿禰八幡神(たけうちのすくねやはたのかみ)(山神)が現れて(神楽謡を謡う)
『如何に、維茂この戸隠山に鬼女住みし、
汝、長居すれば命危うし、
早々に下山すべし・・・夢々疑う事なかれ』
(女達は人間ではない、この山に住む鬼女である、食い殺されぬうちに目を覚まし早々に立ち去れ)
平家の霊剣(小烏丸(こからすまる))をそっと置いて立ち去る。維茂は驚いて目を覚まし、今のは夢だったのか?
・・・ふっと、目の前に一振りの霊剣が有るのに気付く。これだと剣を指さし、戦いの出た立ちを整える。勇ましく鬼女を追い下手口に入る。
鬼女が舞台に出る・・・大立ち振る舞いをする。下手口まで行くと維茂と出合い撞木杖(しゅもくつえ)と剣をあわせて舞台に入る・・・二人の大立ち廻りの末、鬼女が痛手を負い逃げ出す。
髪を振り回し、維茂に邪気を吹き掛け隙を見て退散してしまう。維茂は、目をやられ気が付くと鬼女は居ない。
・・・手負いの鬼女の血痕が点々と続いている。
これを追う勇ましい維茂の引っ込みで幕が下りる。
舞方 平維茂 :久保秀一
武内宿禰山神 :久保 猛
戸隠山鬼女般若 :田中金太郎
囃子方 大拍子 :久保信男
笛 :鬼防文男
太鼓 :田中之雄
解説 坂本東生
手話 岩崎玉江
≪演目解説≫.
下記の演目をクリックすると解説ページをご覧頂けます。
一、「子供囃子 (こどもばやし)」
二、「寿獅子舞 (ことぶき ししまい)」
三、「清めの舞 (きよめのまい)」
四、「紅葉狩り 前段 (もみじがり)」
五、「紅葉狩り 後段」
成増里神楽保存会トップページへ戻る
第10回「里神楽の夕べ」特集トップページへ戻る
|
|
|
|