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坂 本 恒 男

更新日2016.12.2

トップページ > 特集 第十回「里神楽の夕べ」> 解説:紅葉狩り(もみじがり)後段
解説:紅葉狩り・後段
 舞台暗転の中に武内宿禰八幡神(たけうちのすくねやはたのかみ)(山神)が現れて(神楽謡を謡う)

   『如何に、維茂この戸隠山に鬼女住みし、
     汝、長居すれば命危うし、
       早々に下山すべし・・・夢々疑う事なかれ』

(女達は人間ではない、この山に住む鬼女である、食い殺されぬうちに目を覚まし早々に立ち去れ)

平家の霊剣(小烏丸(こからすまる))をそっと置いて立ち去る。維茂は驚いて目を覚まし、今のは夢だったのか?

・・・ふっと、目の前に一振りの霊剣が有るのに気付く。これだと剣を指さし、戦いの出た立ちを整える。勇ましく鬼女を追い下手口に入る。

鬼女が舞台に出る・・・大立ち振る舞いをする。下手口まで行くと維茂と出合い撞木杖(しゅもくつえ)と剣をあわせて舞台に入る・・・二人の大立ち廻りの末、鬼女が痛手を負い逃げ出す。
髪を振り回し、維茂に邪気を吹き掛け隙を見て退散してしまう。維茂は、目をやられ気が付くと鬼女は居ない。
・・・手負いの鬼女の血痕が点々と続いている。
これを追う勇ましい維茂の引っ込みで幕が下りる。

舞方   平維茂        :久保秀一
      武内宿禰山神   :久保 猛
      戸隠山鬼女般若 :田中金太郎

囃子方  大拍子  :久保信男
      笛     :鬼防文男
      太鼓    :田中之雄

解説   坂本東生
手話   岩崎玉江

≪演目解説≫.
下記の演目をクリックすると解説ページをご覧頂けます。
  一、「子供囃子 (こどもばやし)」
  二、「寿獅子舞 (ことぶき ししまい)」
  三、「清めの舞 (きよめのまい)」
  四、「紅葉狩り 前段 (もみじがり)」
  五、「紅葉狩り 後段」

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